翻訳と辞書 |
水晶城 (安芸国)[すいしがじょう]
水晶城(すいしがじょう)は、安芸国佐西郡(佐伯郡)石内(現在の広島市佐伯区石内)にあった日本の城。 この城の呼称である水晶城は、後にこの城地周辺から水晶が産出されたために名づけられたとされ、文献では''石道本城''もしくは''石道新城''の呼称があったことが伺える。呼称については、広島県埋蔵文化財調査センター「山陽自動車道建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告」(1986年)で、本城、新城ともに水晶城を指し示すと判断したが、広島市歴史科学教育事業団の「有井城跡発掘調査報告」(1993年)では、石道本城を有井城とし、石道新城が現在の水晶城と結論付けている。 == 構造 == 標高132mの山の頂上部を主郭とし、麓に向かって曲輪を配置した連郭式山城であるが、特徴としてその山全体に曲輪や堀切を配置していることが挙げられる。その城域は非常に広く、多くの兵士が駐屯できるようになっていた。 立地的には、眼下に山陽道を見下ろす交通の要衝であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水晶城 (安芸国)」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|